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CATvocate

Information

CATvocateとは

JSFMが主催する、猫にやさしく、より詳しい知識を持った獣医師や動物看護師の育成を目的にした認定制度です。
ISFMが認定するカリキュラムで猫の診療に必要な基礎知識を体系だてて学ぶ機会を提供し、猫の扱いを熟知したスタッフを育成します。
全9回の認定プログラムを受講し、修了試験に合格すると、賞状とCATvocateピンバッジが進呈されます。

CATvocate認定プログラムの概要

  • 全9カリキュラムを受講期間3年(3回)以内に受講いただきます。(毎年年1回開催)
  • 初年度受講の方は下記【0・1・2・3・7】の講義、今回2回目受講の方は【4・5・6・8】の講義を受講となります。
  • 全9回受講した獣医師・動物看護師に対しては、簡単な修了試験後にCATvocateの賞状とCATvocateピンバッジを進呈いたします
  • 受講費用は、24000円(税込)※3年以内に全9講義の受講を完了させてください。
  • お支払い方法は会員申し込み後、返信メールにてご案内いたします。(銀行振込)
  • 【注意事項】
  • 初年度受講カリキュラムと次年度以降受講カリキュラムは2会場で、同時進行で開催いたします。
  • 3年以内に全9講義の受講を完了させてください。
  • 0については、遅刻不可、1〜8の講義については、講義開始より15分までは受講可能ですが、開始15分を過ぎた場合は聴講は可能ですが、受講終了となりませんので予め了承ください。
  • お申込完了後のキャンセル(ご返金)は出来ませんので予めご了承ください。
  • 代理での参加は出来ません。必ずお申込みされたご本人がご参加ください。

CATvocate 初年度受講カリキュラム

0.キャットフレンドリーな動物病院とは
講師:服部 幸
CFCとは何か?
動物病院が猫に優しくする意義
猫に優しい待合室、診察室、入院室とは
1.猫特有の解剖・生理・薬理
講師:難波信一
猫と犬の解剖学的な違い
猫特有の生理・薬理について
血液型と輸血
猫で注意して与えるべき薬
2.猫の感染症
講師:石田卓夫
猫には猫固有の感染症がいくつもあります
呼吸器感染症,猫汎白血球減少症
FeLV・FIV・FIP
ダニが運び人間にも感染するSFTSウイルス
そして猫にも感染する人間の新型コロナウイルス
こんなに恐ろしい感染症に囲まれていても,猫が健康に長生きするには...
3.猫の行動学・猫の恐怖を小さくするためにできること
講師:入交眞巳、佐藤藍子
病院までの移動と帰宅時の注意点
クライントの性質、コミュニケーションのこつ
猫の行動を知る
猫本来の行動からみた動物病院のありかた
猫のストレス要因
問題行動
猫を病院に連れていく時のアドバイスの仕方
7.猫の入院管理と看護
講師:桑原 岳
入院に適した環境_入院室、ケージ、トイレ、食事、音
入院猫との接し方
入院中の管理項目_入院カルテ、監視事項

CATvocate 次年度以降受講カリキュラム

4.猫の診察と検査、保定法
講師:山本宗伸
猫の保定法・ハンドリング
タオルラッピングを含めて
猫が落ち着く診察方法ー基本編:院内環境、猫の診察室
猫の診察方法ー応用編:来院前の投薬、鎮静、麻酔
猫の検査:猫特有の検査。犬とは異なる検査法やその解釈
検査(皮膚、血液、尿、身体検査)
5.猫の栄養学
講師:井上 舞
猫の栄養学
猫に本当に良いフードとは?
猫と食事(行動学的)
必須アミノ酸、ビタミン、必須脂肪酸
食物嫌悪
ダイエットについて
栄養管理(チューブフィーディングを含めて)
栄養学的過剰、欠乏
ライフステージと栄養
食欲不振への対応、アドバイス
手作り食、市販食
6.子猫と予防医療について・ワクチンについて
講師:諏訪部陽子、石田卓夫
猫の感染症
母猫から子猫への抗体の移行
猫にためになるワクチンプログラム
子猫に必要な看護
子猫の栄養管理について
寄生虫感染(外部・内部)
乳幼児の特別看護について
猫の予防医学の現状
自宅で行う授乳期の栄養管理
8.老猫と健康診断・猫の皮膚について
講師:東山 哲、江角真梨子
猫に必要な健康診断とは
どの項目を行うのか
どれくらいの頻度が必要か
老猫ならではの病気とその発見方法
ライフステージ
シニア猫のケア
歯磨きの重要性とやり方