猫の専任従事者の認定制度
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1 JSFMの“CATvocate”とは?
CATvocateとは、CAT(猫)ADVOCATE(専任従事者)から作られた言葉です。
日本で初めての猫の専任従事者を育成するためのプログラムとして、2017年に開始しました。
JSFM(Japanese Society of Feline Medicine)は猫医学の発展やより猫に優しい病院のために活動し、ISFM(国際猫学会 International Society of Feline Medicineの公式な日本パートナーです。
日本の猫学会を主催しており、CATvocateは毎年1回会場またはオンラインで行われています。(猫の集会(JSFMの年次大会)と同じ東京会場で行われる場合もございます。) -
2 CATvocate認定プログラム
このプログラムは、猫の診療に必要な基礎知識を学び、猫の扱いに熟知したスタッフを育成するために発足しました。
授業後に行われる試験に3年以内に合格すると、CATvocate猫の専任従事者として認定されます。また、合格者には認定証とオリジナルピンバッチが進呈され、病院内で猫の専任従事者が一目でわかるようにするために利用します。
また、飼い主がJSFMのホームページにCATvocate取得者が在籍する病院を調べることができます。
また、ISFMに認定されたカリキュラムです。 -
3アドバンスセミナー
2019年からアドバンスセミナーとして、CATvocateプログラム修了者を対象にセミナーとワークショップを行っています。毎年テーマを決めて、異なる動物病院スタッフとのディスカッションを行うことで様々な回答が生まれ、より現場に近い内容で盛り上がれる講座となります。
獣医師だけでなく、看護師が多く参加していることから、オーナーからのFAQや誤解をされやすいポイント、アドバイスなど他の病院での良い方法を勉強できます。
CATvocateアドバンスである皆さまに様々な情報をお届けします。